2017年入試で思った滝川中学校のいいと思ったところと、よくわからなかったところ

中学受験

こんにちわ。

阪神間の私立中高一貫校、滝川中学校・高校のピ輔の印象や感想の話です。

 

2017年入試で次男が受験の時に志望校の1つとして検討して学校説明会等を聞きに行きました。

 

ぼくが小学生だったころ、つまりは45年ほど前ですと、阪神間の男子の私立の進学校というと、

 

灘>甲陽>六甲>関学>滝川・甲南

 

といった感じだったと記憶しています。(ただし、阪神間かどうか微妙な白陵、淳心を除く。)

 

そして、関学や甲南は多くの場合、エスカレーターで上の大学に行くので、別物と考えると。。。

 

灘>甲陽>>滝川

 

といった感じですね。

これって、ちょうど日能研の検査値でいうと50~55あたりの中高一貫私立校がないということを示していると思いませんか?

 

ここ数年は、この空白を須磨学園などが埋めていたのですが、須磨学園の偏差値はどんどん上がって、難関校になりつつあります。

そして、また空白地帯となっています。

 

伝統校でもある滝川中学校にはまた頑張ってほしいと思っています。

というわけで、次男と学校説明会に行ったりしました。

 

 

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滝川中学校・高校

 

こちらの学校ですが、兵庫県の神戸市須磨区にあります。

創立90年を超える学校で、校訓「至誠一貫」「質実剛健」「雄大寛厚」を根幹とし、社会のリーダーとなる人材を育成することを教育目標としています。

 

面白いことに近くに須磨学園があります。

そして、須磨学園までの登校ルートの途中に滝川中学校があるという感じなんですよね。

 

男子校なんですが、むさくるしい感じはあまりありませんでした。

でも、街中に学校があるためグラウンドが極端に狭いです。

校舎も新館を立てたりして、設備的には充実していますがとにかく狭い敷地にごちゃごちゃとつめこんだ印象です。

 

説明会に行った感じでは、先生も生徒さんも礼儀正しくて、親切でした。

先生は、体育会系の雰囲気の先生が多いように感じますが説明会では、ジョークを言ったりしてフレンドリーないい雰囲気だったと思います。

 

 

滝川中学の説明会にいったりして

 

また、ユニークな教育をたくさんやっているなという印象もありました。あ

もちろん、いいなと思うところと、ちょっとこれはどういうことなんだろう?ということと両面あります。

 

いいなと思ったところ

 

滝川ですが、個々の授業時間を少し短めにして、その分授業のコマ数を増やすことで柔軟に子供の成長をうながうような取り組みをやっているように思いました。

 

いくつか、通常の授業以外でされている取り組みでピ輔が興味をもったものをご紹介します。

 

ひとつは合格してすぐの合格者登校日で、「マシュマロチャレンジ」に挑戦して、チーム対抗戦を行い、より高いタワーを作るべく取り組んだりしています。

また、「数学ラボ」ということで、チームで数学の問題を一緒に考えるアクティブラーニングにとりくんだりしています。

入学前に学校にも、同級生にも少しでも慣れてもらおうという配慮がうかがえます。

 

もう一つは、説明会などでも紹介されていますが、思考を整理するツールである「マインドマップ」の授業が学年ごとにあります。

社会人になると様々な問題解決ツールを駆使して、課題を解決することがありますが中学生・高校生のうちからこういったツールの使い方になれていると社会人になってから、役に立ちそうですよね。

 

また、同様の取り組みで、クリティカル・シンキングの授業があります。

クリティカル・シンキングとは論理的な力に加えて、与えられた情報を読み取り、筋道立てて正しい答えを導き出し、さらにその背景から物事を考察する思考のことです。

こういった論理的思考を身に着けることは、受験のみならず、社会人になってからもとても役に立つと思います。

 

それ以外にもいくつもの興味深い取り組みをやっておられて、ピ輔の印象では他校でも大学に入って、そしてその先の社会人になってから役に立つ様々な取り組みをされていますが、滝川は特に実際に使える技法やツールを授業で取り組んでいるように思いました。

 

 

ちょっと疑問に思っているところ

 

その一方で、全体的には疑問に思えるところがいくつかあります。

 

まず、中学のコース制が細かく分かれすぎているように思います。

たぶん、色々な学力の生徒さんを入学させようという狙いなのではないかと思うのですが、定員160名で4コース(医進グローバル、医進、理進、Future)と分かれすぎてないかなぁと思ってしまいます。

 

そして、コース名からわかるとおり、かなり理系に偏ったネーミングです。

その名のとおり理系に進学する前提のコース構成になっているようで、更に一昨年から「医」とついていたり。。。かなり理系を意識したカリキュラムになっているように感じました。

 

ピ輔としては理系/文系については中学1年生の時点で決めてしまいたくないんですけれど、とりあえずそういう方針のようです。

 

もう一つ。

「医進グローバル」という一番上のコースですが、「医進」コースとの違いは世界で活躍するスペシャリストを育成するコースだという部分です。

中学3年時には、3ヵ月の海外留学プログラムを履修し、英語力だけでなく、自立心と自律心を育んでくれるそうです。

ですが。。。3ヵ月の海外留学プログラムってどのていど効果があるんでしょうか?

この海外留学はコースの必須プログラムなので全員参加だと思うのですが、この費用がバカになりません。(約130万円)

いずれにしても、ここ数年始まったプログラムなのでピ輔としては評価できず、そんな高い留学費用を払えない。。。と感じました。

 

 

 

(出典:ウィキメディアコモンズ Photo by KishujiRapid 滝川中学校・高校 /CC by-sa 3.0)

 

 

最近の大学進学実績など

 

一方、大学の進学実績については一時期ほどの実績を出せていないように感じています。

 

一概には言えませんが、2012年から2017年までの推移を見てみると

 

東大 0-> 1-> 0->0->1->0

京大 2->10-> 3->1->0->2

阪大 6->13-> 7->4->1->2

神大 6->10->13->8->6->4

 

といった感じです。

 

以前は、灘、甲陽などに残念ながら縁のなかったお子さんが併願で受けられるケースも多かったようですが、最近では須磨学園や神戸大学附属などに流れているのかもしれませんね。

 

ちなみに次男の学校評価ですが、

  • とにかくグラウンドが狭いなぁ。
  • 先生は面白そうかな。
  • そんな長い期間海外留学するのはイヤ。受験するなら、医進コース希望。
  • でも、医者になる気はないよ。

とのことでした。

 

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

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