このタイトルの意味は?辻村深月のミステリー作品「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」

いろいろな本

こんにちわ。

 

最近、読んだ本の感想です。

 

ぼくは子供のころから、本をよく読むほうですが、うちの子供らはあまり本を読みません。

でも、子供たちの学校では読書が推奨されていて、極力、子供らが興味を持ちそうな本をぼくも選んで購入するようにしています。

 

辻村深月さんの「スロウハイツの神様」を読んでから、最近は辻村深月さんの作品を順番に読んでいます。

 

前回は、「光待つ場所へ」を読みました。

 

扉の開く瞬間を描いた短編集。辻村深月の「光待つ場所へ」を読みました。
こんにちわ。 子供らも大学生と中学生になり、最近はよく本を読んでいます。 特に次男と長女の中学校では読書が推奨されているので、次男や長女も小学校の頃よりは本を読むようになって、回し読みできるような本を買うようにな...

 

 

辻村さんの作品は若者の微妙な心情、思春期独特の揺れ動く気持ちを捉えた透明感のある文章が特徴。

また、登場人物の不幸があっても、最終的にハッピーエンドになる作品が多いのも特徴です。

 

そして、変わったところではスター・システムを採用していて、作品どうしが、登場人物、ストーリーが関連しています。

そのため、より作品を楽しみたいなら作品を読む順番も大切なんだそうです。

 

 

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「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」はSFではありません

 

今回、読んだ本は「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」。

 

本のタイトルからは全く内容が推測できません。

 

最初、SF作品かと思いましたが、本作品はミステリー小説ですね。

 

地元を飛び出した娘(みずほ)と、残った娘みずほ(チエミ)。

2人は幼馴染みですが、もう2人の人生はもう交わることなどないと思っていました。

ですが、ある事件が起きます。

チエミが母親を殺し、失踪。

それから半年、みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い時の約束。

彼女が逃げ続ける理由が明らかにするために「みずほ」がチエミを探すことを決心します。

 

 

 

2組の母娘のお話です

 

母を殺してしまったチエミと、母との確執を抱えるみずほ。

どんな母娘(おやこ)にも起こりうる悲劇がテーマとなっています。

 

どんなに仲良く見える家庭の親子でも、やっぱり相容れない部分はあるし、どんなに仲が良くない親子でも、お互いを想う瞬間があるんだと思います。

 

それに加えて、高卒と大卒、地元で契約社員と、東京に出てフリーライター、彼氏に振られた娘と、エリート社員と結婚。。。いろいろな格差の問題も少し。

 

少しネタバレになりますが、実はチエミは「あかちゃんポスト」を目指して逃げています。

みずほはそんなチエミをどうやって見つけるのか?

なぜ、チエミは逃げ続けるのか?

推理しながら読んでほしい作品です。

 

さてリンクシステムについてですが、この「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」は他の作品との登場人物の関連は無いようです。

 

今回も最後までおつきあい、ありがとうございました。

 

 

朋花 芦屋 神戸 荒川区 関学

 

 

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